【やってみた】花屋のInstagram投稿1ヶ月分をAIで作ってみた

業種別AI内製化

花屋のInstagram投稿は、花の名前・季節・用途をAIに伝えるだけで、花言葉を添えたキャプションからハッシュタグまで、1ヶ月分を30分以内で一括生成できる。

こんにちは、山崎恭平です。花屋さんのInstagramを見るのが好きです。美しい花の写真と、丁寧に書かれた花言葉の説明。「あの投稿、何分かけて書いてるんだろう」と思いながら眺めていました。

実はあれ、毎日書き続けるのがかなりしんどいんです。花屋のスタッフさんに話を聞くと、「花を仕入れて、活けて、接客して、閉店後にInstagramの文章を考えて……もう頭が回らない」という声をよく聞きます。

そこで今回、花屋のInstagramを1ヶ月分AIで作り切ってみました。全プロンプトと出力を公開します。


実際にAIに頼んでみた

プロンプト①:月間投稿プランの骨格

まず7月の投稿テーマを月単位で作るようAIに依頼しました。

花屋(住宅街立地・1〜2名運営・客層は30〜50代女性・ギフト需要多め)の
2026年7月のInstagram投稿計画を立ててください。

条件:
- 週3回投稿(月・水・金)
- テーマのバランス:「季節の花紹介」「花言葉」「ギフト提案」「アレンジメント紹介」「仕入れ裏話」
- 日付・テーマ・投稿方向性(1行)を表形式で出力

AIの出力(そのまま掲載):

投稿日 テーマ 投稿方向性
7/1(水) 夏の花紹介 ヒマワリの魅力と飾り方のコツを紹介
7/3(金) 花言葉 アジサイの花言葉「辛抱強い愛情」を七夕前に特集
7/7(月) 七夕ギフト提案 七夕に贈る一輪花束のすすめ。ブルー系でまとめた涼感アレンジ
7/10(金) アレンジメント紹介 暑い季節でも長持ちさせる花の飾り方と水替えのコツ
7/13(月) 仕入れ裏話 朝の仕入れで出会った今週のイチオシ花を紹介
7/17(金) 季節の花紹介 トルコキキョウが夏の花束に最適な理由3つ
7/21(火) 誕生日ギフト提案 誕生日花束の価格帯別・女性へのおすすめ組み合わせ
7/24(金) 花言葉 ヒマワリの花言葉「あなただけを見つめる」と夏の告白花束提案
7/28(火) アレンジメント紹介 夏の玄関を彩る「涼感グリーン」アレンジメントの作り方
7/31(金) 8月予告 「来月はお盆のお供え花特集をします」予告投稿

プロンプト②:投稿キャプション全文の生成

次に、個別の投稿文をいくつか具体的に作成しました。

上記プランの「7月7日:七夕ギフト提案」のInstagramキャプション全文を書いてください。

条件:
- 文字数:200〜250字
- 文体:親しみやすい・温かい・絵文字少なめ
- 花言葉か季節の豆知識を1つ入れる
- 「お店で注文できます」という案内を自然に入れる
- ハッシュタグ12個(地域名は「#○○市の花屋」で代替)

AIの出力(そのまま掲載):

七夕の夜、大切な人に花を贈ってみませんか?🌟

今年の七夕は、ブルーとパープルを基調にした「天の川ブーケ」をご提案しています。デルフィニウム・アガパンサス・トルコキキョウを組み合わせた、涼やかな一束です。

アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」。七夕の夜にぴったりの花言葉だと思いませんか。

前日までのご注文で当日お渡しできます。プレゼント用ラッピングも承っております。お気軽にお声がけください。

七夕ブーケ #花屋 #季節の花 #ブーケ #花束 #花言葉 #○○市の花屋 #デルフィニウム #アガパンサス #夏の花 #ギフト #花のある暮らし


プロンプト③:花言葉系投稿の量産

花言葉特集は花屋のInstagramで特にエンゲージメントが高いカテゴリです。まとめて10本生成しました。

花言葉を紹介するInstagramキャプションを10本作成してください。

使用する花:
ヒマワリ・バラ(赤)・バラ(黄)・カスミソウ・チューリップ(白)・
ガーベラ・ラベンダー・マーガレット・スカビオサ・コスモス

各投稿:
- 花名と花言葉(正確に記載)
- 花言葉にまつわる短いエピソード・豆知識(60字以内)
- キャプション本文(150字以内)
- ハッシュタグ8個
を1セットとして出力

AIの出力(抜粋・ヒマワリ分):

【ヒマワリの花言葉:あなただけを見つめる・憧れ・情熱】

ヒマワリは若い株のうちは太陽を追って動きますが、成長すると東を向いたまま固定されます。「あなただけを見つめる」という花言葉はそこから生まれました。

夏の日差しの中でまっすぐ立つヒマワリは、贈る側の真っすぐな気持ちを表すのに最適な花です。今年の夏、大切な人へ一輪いかがでしょう。

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かかった時間と感想

プロンプト①〜③を合わせた総作業時間は約40分でした。

月間プランの設計に10分、個別キャプション文の確認と微調整に20分、花言葉10本のチェックに10分という内訳です。

驚いたのは花言葉の精度です。AIは花言葉をかなり正確に把握しています(念のため確認は必要ですが)。エピソードの文章もナチュラルで、手直しがほとんど要りませんでした。

花屋さんに伝えたいのは、「写真はあなたが撮る、文章はAIが書く」という役割分担ができれば、発信の継続がぐっと楽になるということです。閉店後に疲れた頭で文章を絞り出す必要はありません。それがAIの最も使いやすい使い方の一つです。


山崎恭平/AI内製化総合研究所 所長
株式会社インバウンドホールディングス専務取締役。営業と交渉の世界で成果を上げてきた一方、パソコン作業は横で支えてくれる事務方に頼りきりだった。AIの登場で、一番苦手だったパソコン作業が「自分でできる」に変わり、気づけば中小企業から上場企業まで10社以上のAI顧問を務めるように。スプレッドシートの関数すら分からなかった私でもできた——だから、誰でもできる。AIの学校や顧問にお金を払い続けるのは、本質的にもったいない。初期は人を頼ってもいい。でも最後は自分たちで内製してほしい。そんな思いで、このメディアを作った。

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